2024年08月03日(土)
『自民党青年局 有志研修会・拡大TEAM-11(2日目) 宮城県】
【7/30 自民党青年局有志研修会・拡大TEAM-11(2日目)】
(自民党青年局 公式FACEBOOKより出典・引用)
研修2日目は宮城県を訪問し、震災遺構の石巻市立大川小学校にて献花。
津波により児童108名中74名、教員10名が亡くなりました。海から3.7km内陸に位置しており、津波は到達しないと思われていました。しかし、津波は川を遡上し避難場所にいた児童らが犠牲となりました。
慰霊・追悼の場であると同時に防災と避難の重要性を伝えるために事故の経緯、裁判の記録なども公開されています。
その後、南三陸町の震災遺構や復興施設を視察しました。その中でも「南三陸病院」は再建費用の4分の1が台湾からの義援金であり、敷地内には感謝を示した記念碑も建てられています。日台交流を担う青年局としても改めて台湾の皆さんに感謝申し上げます。
多賀城市では、多賀城高校・災害科学科の約40名の生徒の皆さんと防災減災に関するグループワークを行いました。
教訓を次代に伝え、防災を担う人材を育てることを目的として、1例目の兵庫県立舞子高校に次ぎ設置された防災専門学科です。
深谷晃祐多賀城市長(元宮城県連青年局長)、熊谷大利府町長(元青年局長代理)もご参加下さいました。
グループワークでは、各グループから日頃の学習をもとに考えた防災減災に関する政策を発表してもらいました。
「避難時の持ち出し袋を普及させるための施策」や、「高齢者の早期避難を促すための施策」など経験や日頃の学びをもとに学生らしい柔軟な意見が飛び交いました。
生徒の皆さんから寄せてもらった提言は、各級議会ごとに整理しつつ関係議会や省庁に届けてまいります。
地域の担い手たる若い世代と共に、これからも安心、安全な社会づくりに向け協働していきたいと思います。