第82回定期党大会が3月8日、都内のホテルで開かれ、全国から党員・党友など3400人が出席しました。立党60年の節目にあたって演説した安倍晋三総裁は、今こそ立党の原点に立ち返り、直面するさまざまな政策課題に全力で取り組むとの決意を表明しました。このなかで安倍総裁は「政権を奪還して2年間、経済においてはマイナスからプラスに変えた。そして、日本人の気持ちをあきらめから希望に変えることができた」と強調。アベノミクスによる経済の好循環をさらに地方へ浸透させていく考えを示しました。また安全保障法制の整備については「日本人の命と平和な暮らしを守っていく大きな責任を果たすため、グレーゾンから集団的自衛権の一部容認まで切れ目のない対応を可能としていく」と言明。最後に「来る統一地方選挙に勝ち抜いて、たそがれから新しい朝を迎えた日本の夜明けを確かなものにしていこう」と述べ、一層の結束を呼びかけました。大会では谷垣禎一幹事長が党務報告を行い、今年の運動方針を満場一致で採択したほか、山口那津男公明党代表と榊原定征日本経済団体連合会会長による来賓あいさつ、ノーベル物理学賞を受賞した天野浩名古屋大学大学院教授によるゲストスピーチなどがありました。(党HP転載)